睫毛の影が揺れている。

フチドリ睫毛の思考回路を覗いて見ませんか。

9年前の今日

 

どうもフチドリ睫毛です、こんにちは。

 

※自分でも驚くぐらいの長文になってしまいました。暇つぶしにどうぞ。

 

 

9年前の今日─────2010年8月29日(日)。

私は、中学最後の文化祭を迎え、さぞ楽しんでいる最中だと思います。

 

タイムテーブルまではさすがに記憶に無いのですが、何をしたかはだいたい覚えています。中学の行事で1番楽しかった、文化祭。

目を瞑り、9年前の夏へ、いざ行かん。

 

 

┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈

 

まず、大きく分けて話しましょう。

 

 

・文化祭テーマ絵

・クラスのステージ発表

・個人の出し物

 

 

最後に全てのまとめを語ろうと思います。肩の力を抜いて読んで頂ければ幸いです。

 

 

 

【文化祭テーマ絵】

 

私は美術部の部長だったのだけど、クラスごとの『文化祭テーマ絵』が、夏休み明けでもまだ未完成だったくらい。デザインの原案と指示、本書きをほぼ担当する事になり、クラスの美術部部員と夏休み中ほぼ出校し、朝から日が暮れるまでめちゃくちゃ頑張って描き進めた。

こだわったぶん、めちゃくちゃ手間がかかるデザイン構造となってしまったのは、皆の中学最後の夏休みと引き換えになってしまったが、許して。

 

テーマ絵は、大きな大きな模造紙に文化祭テーマとなるスローガンと、自分達で考えたオリジナルデザインの絵を描く、といったところ。

 

イメージしやすいようにデザインメモ↓

モノクロの世界に無数の階段、そしてそれを一段一段登ってきた少年。少年の通ってきた階段には、軌跡として色とりどりの花が咲いている。

 

スローガンは「華」。

 

「花」と「華」を掛けてみた。

友人の意見と合わせて、このようなデザインに落ち着いた。ありがとう友人。

 

 

階段を描くのに遠近法やら光と影の関係性を考えながら描いたり塗ったり、画材も工夫した。

そして最大の難関であるのは「クラス全員ひとりひとりが手を加えること」が条件だということ。もちろん絵が苦手だったり好きじゃない人もいたと思う。ならば、描きやすくわかりやすく、かつ見栄えが良くなる工夫をする必要があった。

思いつくままに考え、なんとかクラス全員にも手を加えてもらい、微調整をし…

 

文化祭前に、無事完成したのである。

勿論、賞もかかっていたのでできる範囲でめちゃくちゃ頑張った。皆にも迷惑かけたと思うし、何より協力してくれたおかげで無事形に。

 

 

テーマ絵はこんな所かな。

 

 

【クラスのステージ発表】

 

私たちのクラスはダンスで勝負。

EXILE踊った。二手にわかれて、2曲。

もうね、とにかく踊りまくりました。準備段階で毎日ところ構わず踊ったのは、マジで筋肉痛知らずです。担任の先生も本番で踊ることになったりして、微力ながら一緒に練習したり。家でも学校でもとにかく練習を頑張った。

 

そして迎えた本番。振りを間違ったかなんて正直覚えていないですが、皆でとにかく踊って歌って、練習の甲斐もあって本領発揮出来たことと思います。

これも賞があったので、ステージで踊り終わってからもドキドキが止まらなかったです。でも本当に楽しかった。リーダーを務めていた方をはじめ、ステージ発表で踊った皆さん、お疲れ様です。

未だに振りを何となくで覚えているので今度やってみようかな(多分できない)(準備運動は忘れずに)(体力足りない)

 

 

【個人の出し物】

 

ステージ発表、個人別もありまして。(任意)

これはクラス違う部活仲間の友人2人と準備しました。なんと、なんとですよ、2人の漫才(で合ってるのか)に私が裏方で参加するわけですが、自作の歌をステージで披露するといった、これまたトンデモ案件…(笑)いや、いいんだよ、でもな。

 

「音源どうする?」

 

困った時のゲームがある。DS(既に懐かしい)の、バンドブラザーズDX!!!

作曲や打ち込みも簡易的にできる。これで何とかする。

準備はテーマ絵同様、夏休み出校のついでに同時進行していた。昼飯食べ終わって休憩中とか。DS片手にルーズリーフに歌詞を書く。しかも実体験…オメー、あとからどうなっても知らんぞ(大火傷)

 

まあそんなこんなで文化祭前に歌は完成。クラスメイト兼友人(♂)に音源のCD化を押し付け、着々と準備は進む。

 

前日にリハやったり、とりあえずいい感じ。

 

「ララ〇イ裕欠郎(ゆうじろう)」というチーム名は友人2人が、「フェイク」という歌を私が提出し、そのまま文化祭プログラムに掲載された。

 

 

そして当日。

スーツ姿でステージに出ていく2人と共に、スケッチブックにマジックを持ち帽子Tシャツカーゴパンツ(全身黒)の私。そう、紛れもなくAD風。ティッシュの空き箱で作った紙吹雪ケースを首に下げ、折り紙を切りに切り刻んだ紙吹雪をイン。さあさあさあ、漫才と歌をとくとご覧あれ。

そして2人の、一回目の「どうぞ〜」でハプニング。曲をかけるタイミングのミスだ。

もうかかってしまった。出オチである。私は走って音響室の小窓にバッテンを合図。マジにADじゃん。

曲紹介をし、ADフチドリ睫毛もマイク越しに喋る。割と緊張知らず。

そして2回目の「どうぞ〜!」今度こそ歌がかかる。そして……2人が私の歌を覚えてくれて歌っている。ああ、私の想いはこうして全校生徒に知れ渡ってしまった。笑え。最も、誰もそこまで気にしていないと思うがな!

 

2番冒頭。私も2人に混じって歌うというシナリオだったため、紙吹雪を2人に向かって散らしながら歌う。観客からしたらシュールである。何せめっちゃクルクル回って変な動きをしながら紙吹雪撒き散らし歌っているADと、ノリノリで歌うスーツ女子2人。ふたりは疲れたOLなのか?なんだこれ(褒め言葉)

 

そして無事終了。

「ありがとうございました!!!」

 

ここで気づく。曲が終わったら、ステージの上が紙吹雪で散らかりまくり。ゴミ箱行き確定。一旦幕を下げてその間にMCに繋いでもらい、同時進行で急いでモップがけ。忙しいな。

 

 

こんな感じで自分達の出番は終わり。

 

スゲーな、スゲーよ(小並感)

タフ過ぎる私たち。

 

 

そんな感じ。

 

 

 

【文化祭2010まとめ】

 

さあさあ、待ちに待った結果発表ですよ。

 

クラス対抗のクイズはポイント稼げた。

クラスのステージ発表、テーマ絵………

 

 

そしていよいよ。

 

 

テーマ絵、

最優秀賞…

私たちのクラス!!!

もう発表された瞬間発狂した。なんならマジで椅子から立って両手上げて跳ねて喜んだ(リアルに)

皆で頑張ってよかったね、となった。

 

ステージ発表、

金賞…

私たちのクラス!!!!!

マジで?!!とみんな口々に喜んで笑った。笑顔が皆眩しい。ここまでやって来て嬉しすぎる結果。

 

そしてそして。栄えある総合最優秀賞は……

 

静まり返る全校生徒。息を呑む私たち。

 

 

私たちの、クラス…!!!

 

 

もう、これはもう…嬉しすぎて言葉にできない。本当にいい思い出でしかない。準備は結構大変だったけど、この結果を招いたのはそのおかげかもね。

 

大健闘で、最高の文化祭。

これにて表彰に移り、私は大満足。

閉祭の言葉を生徒会長が告げ、無事に幕を閉じた。

 

 

┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 

【おまけの文化祭小話】

 

MCは生徒会長(♂)と執行部員兼親友(♀)の2人。開祭の挨拶は前日(前夜祭)にもう宣言されていたが、2日目は大詰め。

 

前日の開祭式でクラス別のクイズやったり、体育の授業の出し物で創作ダンスやったり。生徒会執行部の劇やら発表は、努力の賜物ですごく良かった。感動。

 

部活ではポストカードやら部員みんなで作ったイラスト入りの2011年カレンダーを販売。無事完売、皆様ありがとうございました!!!!!(感謝)

 

クラスのステージ発表、別クラスは「書道ガールズ」(※書道実演 これがめちゃくちゃかっこよくて鳥肌たった)、「実写版 ドラえもん」(※寸劇 ドラえもん自体が実写で笑いすぎて腹痛かった)。

とにかく個性がそれぞれ発揮されてて素晴らしいの一言。最高に楽しめたと思う。

 

んで個人の出し物。

別学年と同学年の男子たちによる、マイケル・ジャクソンのダンスは本当に素晴らしかった。カッコよすぎて語彙力ログアウトした。

服から振り付けまで完コピ。すき。

個人的に自分達が出たのも楽しかったけど、クラスメイト三人衆♂(名前は言わない)のお笑いを鮮明に覚えてる件について。しかも普段そういうキャラじゃない(勿論いい意味で)人達だったから、ギャップにも驚いたし何よりクオリティの高さよ…我が〇のパロディでネタはオリジナルだったそうな。

みんな面白かったけどさ…唐突な下ネタ投下はずるいマジで草。めちゃくちゃ笑ったもん。またやってくれいつか(寝言)

 

そんな感じっすね!!!とにもかくにも楽しかった!!!

 

★個人的文化祭ハイライト

・総合最優秀賞受賞

・クラスステージ発表金賞

・テーマ絵最優秀賞受賞

・疲れたOLとADの関係性

・おびただしい紙吹雪

・学級テーマ絵にはモデルがいる

・部活制作カレンダー完売

・マイケルは神

・下ネタで全部持ってかれた

・警察官と犬と警棒

 

 

 

 

 

 

 

文化祭、もう二度と来ない青春である。